弊社は北海道における電力事業並びに産業発展の中で、電気事業者・施設管理者等が計画した発電、変電、送電設備などの建設工事に従事した太陽電設株式会社(平成18年4月撤退)の購買部署から派生独立して、昭和27年3月に設立した商事会社です。各メーカーとの係わりは以下に記した詳細経歴の通りであり、お客様である北海道電力株式会社殿の水力、火力、送電、変電、通信、配電等各部門殿とは長い年月にわたりお取引をさせて頂いております。
創業者の広田 種雄は、北海道大学工学部(第一期)卒業後、旧北海水力電気株式会社の豊平変電所や藻岩発電所の建設で学び、その後、旧朝鮮国の漢江水力電気を経て、鴨緑江水力発電では建設所長等として水豊水力発電所(1944年3月竣工、出力600,000kW:当時世界最大級)の建設に携わり、戦後は北海道の先導的電力設備構築を担ってきました。他方で海外での総合コンサルタント並びに国内での機器・装置製造及び電力設備等工事などに携わっております日本工営株式会社の創設者(故久保田 豊氏)とも深い親交があり、一時期は顧問札幌事務所長を担っていました。
北海道電力グループ殿においては、水力発電部署殿と関わりが深い日本工営株式会社ならびに株式会社東京興業貿易商会、変電部署殿とは株式会社東光高岳、送電・配電部署殿とは株式会社土井製作所・株式会社田中工業、通信部署殿とは大井電気株式会社、更に、あらゆる電気所に数多くの納品実績を有する電源装置等のエナジーウィズ株式会社(旧新神戸電機株式会社)ならびにコンプレッサのパイオニアである株式会社加地テックなど各メーカーは、共に長い歴史の中で、北海道電力グループ各社殿等と深い信頼関係が築かれているものと確信しております。平成18年に母体であった太陽電設株式会社が撤退した以降は新たな歩みを始めたわけですが、これまでの歴史と信頼を糧に、今後も末永く邁進していく所存にございます。
昭和27年3月 | 豊国商事株式会社設立 | |
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昭和27年4月 | 北海道電力株式会社殿の指名を受け取引開始 | |
昭和27年4月 | 株式会社高岳製作所(現:株式会社東光高岳)との代理店契約締結、取引業務開始 | |
昭和27年4月 | 日本工営株式会社との代理店契約締結、取引業務開始 | |
昭和29年2月 | 大井電気株式会社との代理店契約締結、取引業務開始 | |
昭和32年4月 | 新神戸電機株式会社(現:エナジーウィズ株式会社)との代理店契約締結、取引業務開始 | |
昭和33年4月 | 株式会社土井製作所との代理店契約締結、取引業務開始 | |
昭和34年4月 | 株式会社加地テックとの代理店契約締結、取引業務開始 | |
昭和56年4月 | 株式会社東京興業貿易商会との代理店契約締結、取引業務開始 | |
平成14年4月 | 株式会社田中工業との代理店契約締結、取引業務開始 | |
平成14年4月 | 株式会社高岳製作所(現:株式会社東光高岳)の対象製品に係る技術営業を展開開始 | |
平成18年4月 | 札幌市中央区南1条西5丁目に移転 | |
平成21年4月 | 北海道コンクリート工業株式会社と、特定品目「送電線用パンザー・マスト基礎ブロック」の取引業務開始 | |
平成28年10月 | 現在地に移転 |